名称関連 | 文化財名称 | 山﨑八幡宮の本山神事 |
要録名称 | 山﨑八幡宮の本山神事 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 平成22年5月18日 | |
所在地関連 | 所在地 | 周南市 |
所有者関連 | 所有者 |
毎年9月下旬の土・日曜日
山﨑八幡宮及び参道
当祭礼について、「富田村庄寺(しょうじ)八幡宮」(元文5年(1740年)、『防長寺社由来』所収)に関係する記述が見られることから、遅くとも18世紀中頃には、現在に続く祭礼の形が整えられたと考えられる。
また『願事録(がんじろく)』(徳山毛利家文庫)などの史料に、寛政5年 (1793年)から明治期まで、富田新町から徳山藩に対し、毎年山車を組み立てる際に必要となる御神松、竹、カズラなどの採用を求めると同時に、損傷した部材の採用を求める文書が提出されていたことが確認でき、現在と同様に、損傷した部材を毎年取り替えながら、山車を組み立てていたことが確認できる。
山﨑八幡宮という名称は、元治元年(1864年)に庄寺八幡宮から変更された名称である。
また、大正15年(1926年)10月に山﨑八幡宮から山口県知事宛に提出されている「昇格願」(『県社以下神社』所収、山口県文書館蔵)では、「毛利家記録」を引用し、元禄15年(1702年)5月に虫害により農作物の不作が続いた際、馬場を開設し、その両側に松・杉を植え、その後、秋季例祭に御神事山と鉾山2つを奉納したとある。
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