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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称寂地峡
要録名称寂地峡
指定関連指定区分・種類名勝
指定年月日昭和41年6月10日(山口県教育委員会告示 第6号)
所在地関連所在地岩国市錦町宇佐
所有者関連所有者

保存管理関連
管理者
岩国市←錦町(昭和41.6.10)

参考情報関連
参考情報

 寂地高原の自然植性および動物

〔動物〕 山頂部のブナ、アシオスギなどの原始林には、ツキノワグマ、モモンガ、ムササビ、ジュウイチ、コノハズク、アカショウビン、コガラ、ゴジュウガラ、ギバシリ他50種以上の鳥獣類が生息する。また、昆虫類も非常に豊富で興味ある種類も多い。たとえば蝶類ではウスイロオナガシジミ、オオヒカゲ、ヒメヒカゲなどは分布の南限地である。宇佐川の溪流にはコギ、アマゴなどのマスが生息し、また、オオサンショウウオ、カジカガエル、モリアオガエルなども見られる。

〔植物〕 標高300mから山頂の標高1,328mの間に分布する森林は、ウラジロガシ、モミ、ツガ、サカキを主とする暖帯上部から、ブナを主とする温帯にまたがり、それぞれの地形・地質に応じて植性にさまざまの変化が見られる。




画像
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