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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称川上のユズおよびナンテン自生地
要録名称川上のユズおよびナンテン自生地
指定関連指定区分・種類天然記念物
指定年月日昭和16年12月13日 (文部省告示 第860号)
所在地関連所在地萩市川上字遠谷金山
所有者関連所有者宗教法人 福昌院


保存管理関連
管理者
萩市(平成17・3・6)←川上村(昭和17・6・13)

参考情報関連
参考情報

 川上村の山林はスギの造林地を除くほかはアラカシとシラカシを主体とする広葉樹林で、それらにまじって至る所にユズがあり、場所によってはユズも主要林木の一つとなっている。

 ことに最も多く生ずるのは字遠谷金山と字大浴とである。前者の山では斜面のアラカシ林の間に大小数十本のユズが混生し、大きいものは主要分枝下の直径30cmに達し、樹令は60~70年ともなれば枝先から枯れ始めるので、100年以上の老木は認められない。

 また指定地の他にも同村の字大浴をはじめ大半の山は、下木の5ないし8割はナンテンで満山いっせいに紅葉して紅に彩られる様は壮観である。ナンテンの自生地は日本の暖地には相当広範囲にあるが、川上村のように多量に生じている場所は珍しい。




地図



画像
<川上のユズおよびナンテン自生地>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<川上のユズおよびナンテン自生地>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)<川上のユズおよびナンテン自生地>関連画像003(オリジナル画像表示リンク)<川上のユズおよびナンテン自生地>関連画像004(オリジナル画像表示リンク)

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