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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称出雲神社ツルマンリョウ自生地
要録名称出雲神社ツルマンリョウ自生地
指定関連指定区分・種類天然記念物
指定年月日昭和32年2月22日 (文化財保護委員会告示 第15号)
所在地関連所在地山口市徳地堀字日平1400番
所有者関連所有者宗教法人 出雲神社


保存管理関連
管理者
山口市←徳地町(昭和32・2・22)

参考情報関連
参考情報

 ツルマンリョウはヤブコウジ科の常緑小低木で、匍伏枝を有する。中国、台湾などに産するが、我が国はその自生北限にあたる。国指定は奈良県吉野郡東吉野村の「丹生川上中社のツルマンリョウ自生地」と出雲神社ツルマンリョウ自生地の二件である。

 出雲神社は延喜式内社で、もと出雲両所大明神といい、当地方屈指の古社である。尊崇が厚かったので、その社叢はみだりに斧を入れられず原生に近い状態で保存されている。コジイ群叢で、これにサカキ、クロバイ、アカメモチ、シイモチ、などを混じえている。この社叢にツルマンリョウの自生が見られるが、附近の地質を構成する花崗岩は、県指定天然記念物「熊野神社のツルマンリョウ自生地」にも当てはまるので、ツルマンリョウには適度の日照と花崗岩系の土壌とが必要条件のようである。




地図



画像
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