名称関連 | 文化財名称 | 烏骨鶏 |
要録名称 | 烏骨鶏 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和17年7月21日 (文部省告示 第543号) | |
所在地関連 | 所在地 | 山口県一円 |
所有者関連 | 所有者 |
烏骨鶏は、全身の羽毛の小羽枝がはなればなれになっていて羽面を示さず、羽枝が柔らかで長く、絹糸のようである。それで絹羽鶏という名もある。
頭部に桑実状の冠をいただき、毛冠がその後方に直立している。性質は温順で就巣性が強い。体質は強健とはいえない。卵は淡褐色を呈し重量は約45g、一年間の産卵数は約70個である。
体重は雄が1.4kg、雌が0.9kgほどあり、昔はその肉、卵が万病にきくものとして珍重された。羽毛については黒色種のほかに白色種と褐色種の二種がある。
烏骨鶏の原産地はアジアであるが、それがインドシナ半島か中国大陸かについては定説がない。烏骨鶏が日本に渡来したのは寛永年間(1624~44)といわれる。
烏骨鶏は本県にはかなり飼育されていて、オコッケイ、オゴッケイ、オケラ、オケラコウなどと呼ばれている。
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