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名称関連 | 文化財名称 | 水無瀬島のアコウ自生地帯 |
要録名称 | 水無瀬島のアコウ自生地帯 |
指定関連 | 指定区分・種類 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和41年6月10日 (山口県教育委員会告示 第6号) |
所在地関連 | 所在地 | 大島郡周防大島町大字沖家室島字沖の段及び字南水無瀬 (大水無瀬島 小水無瀬島) |
所有者関連 | 所有者 | |
保存管理関連
管理者
周防大島町←東和町(昭和42年1月17日指定 山口県教育委員会告示 第5号)
参考情報関連
参考情報
アコウはクワ科の高木で葉は短期間落葉する。幹は直立し、枝はやや太く、やや平滑灰褐色で、大小の枝を四方に伸長し、幹の周囲から気根を生ずる。小枝を傷つけると白色の乳液を分泌する。葉は枝のさきにでき、長い葉柄があって互生し、革質、長楕円形あるいは狭長楕円形を呈し、微凸頭鈍端、全縁である。表裏両面ともに平滑で無毛、中肋は裏面に隆起し、側脈は細く6ないし9対あり、斜上してやや平行し、縁辺に近く彎曲する。葉柄はやや太く長い。雌雄異株で、春に枝または幹に花嚢を単生、あるいは2、3群生する。花嚢はきわめて短い柄を有し、球形で小さく白い斑点を散布し、内に淡紅色の小花を有する。雄花は雄花嚢中にあり、三つのがく片、一つの雄ずいを有する。雌花は雌花嚢中にあり、三つのがく片、一つの子房を有し、斜出した一つの花柱がある。花嚢は熱すると、淡紅色がかった白色になる。
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