名称関連 | 文化財名称 | 絹本著色十二天曼荼羅図 (寺伝安鎮曼荼羅) |
要録名称 | 絹本著色十二天曼荼羅図 (寺伝安鎮曼荼羅) | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 重要文化財(絵画) |
指定年月日 | 明治37年2月18日 (内務省告示 第10号) 国宝(旧) 昭和25年8月29日 文化財保護法施行により重要文化財 | |
所在地関連 | 所在地 | 下関市東南部町18の3 |
所有者関連 | 所有者 | 宗教法人 国分寺 |
彩色美しく、しかも不動の膝をはじめ、処々に切金が施されているが、その切金文様の様式や、不動の光背が火焔のもえたつような凄味のあるものでなくて、形式化した点から考えて、鎌倉時代の製作と見倣すべきものである。
切金は截金とも書き金銀の箔を細く切って文様をおく方法で、藤原時代に最も盛んに行われ、この時代のは優美で曲線的なものが多いが鎌倉時代になると、直線的となっている。
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