名称関連 | 文化財名称 | 絹本着色西天東土二十八祖像 |
要録名称 | 絹本着色西天東土二十八祖像 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 絵画 |
指定年月日 | 昭和45年4月1日 (山口県教育委員会告示 第3号) | |
所在地関連 | 所在地 | 山口市水の上町5番27号 |
所有者関連 | 所有者 | 宗教法人洞春寺 |
西天とは印度、東土とは中国のことで、達磨大師が禅宗を中国に伝える以前すでに釈迦、迦葉以下28祖を重ねたと伝えられる。そして達磨が中国に来り慧可以下禅宗祖師が法を嗣いでいる。この絵は、達磨を中心にそれ以前の印度の祖師28祖、中国の祖師28祖を画いたものであるが、日本にはこれを横に画いたものはあるが一幅に画いたものは例を知らず非常にめずらしい。洞春寺に当初から伝来したものといわれる。
洞春寺は元亀4年(1573)に毛利輝元が、祖父元就のために芸州吉田に創建した寺である。その後毛利氏の防長移封に際し、山口の国清寺に移り来た。洞春寺は毛利家第1号の大寺として数々の重宝が伝わっている。
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