名称関連 | 文化財名称 | 絹本着色大庵須益和尚像 |
要録名称 | 絹本着色大庵須益和尚像 永正八年辛未霜月十五日直心の賛がある | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 絵画 |
指定年月日 | 昭和45年4月1日 (山口県教育委員会告示 第3号) | |
所在地関連 | 所在地 | 山口市春日町8番2号 山口県立山口博物館 |
所有者関連 | 所有者 | 宗教法人 瑠璃光寺 |
絹本着色、掛幅装
曲に坐し、右手に払子をもつ頂相形式である。
画賛がある。文字は剥落により不明のものあり。
兀坐胡床振恵辨 利生接物立て眞宗 一柱鳥跋重吹瑞
□尺竜泉不露鋒 □入金莫岩畔菊 □飜白石屋頭枩
□香□嶌大人相 □木林梢海日紅
希音曲蔵持先師眞像并自賛 因余儒書 々以應命直心叟
時永正八年辛未霜月十五日
大庵須益は瑠璃光寺開山である。瑠璃光寺ははじめ安養寺とし称し、文明3年(1471)に陶弘房の夫人が、夫の戦死をとむらうため仁保小高野に建立した寺である。この安養寺の開山が石屋門下の知識大庵須益で、文明5年(1473)に没した。
安養寺は明応元年(1492)伽藍を隣山に移し、弘房随身の薬師如来をもって本尊とし、瑠璃光寺と改めた。
元禄3年(1690)山口町の木町に移り来り現在に至っている。
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