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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称絹本着色全岩東純和尚像
要録名称

絹本着色全岩東純和尚像

 明応五稔丙辰十二月十七日為宗の賛がある 

指定関連指定区分・種類絵画
指定年月日昭和45年4月1日 (山口県教育委員会告示 第3号)
所在地関連所在地山口市春日町8番2号 山口県山口博物館
所有者関連所有者宗教法人 瑠璃光寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
室町時代 明応5年(1496)

員数
一幅

製作者
伝雪舟等揚

品質及び形状

絹本着色、掛幅装

 曲ロク/img>に坐し、袈裟を着し、右手に払子をもつ頂相形式。



寸法又は法量
縦82.5cm、横36.8cm

画賛

瑞見蔵主絵全岩和尚肖像以求卑語於山野仍染禿筆贅其上云。

帯無證印 開作戸鈩 道光四海 気呑三呉 瑞雲峰□鎔乎

諸徒賢愚摠持室内禅却□聖範模 瑠璃/img>中含寶月

紫羅帳裡撒眞珠 イ/img> 到頭一着宗師眼収拾乾坤入鉢孟

明応五稔丙辰十二月十七日 鹿王山擬月子爲宗老納書



参考情報関連
参考情報

 全岩東純は、瑠璃光寺の二世である。文明5年(1473)に入寺し、明応4年(1495)に没した。その在住は20年以上にわたり、在住中、小高野の安養寺を移して瑠璃光寺と改めた。寺としては大功労者で中興開山といわれている。

 右下方に雪舟筆の落款と等楊の楊文方印が押されている。

 明応5年は雪舟77才にあたり、この年の作品に愛知県の斉年寺の恵可断臂(重文)がある。等楊印はこの恵可断臂の印と同一のものである。




地図



画像
<絹本着色全岩東純和尚像>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<絹本着色全岩東純和尚像>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)

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