名称関連 | 文化財名称 | 住吉神社「お船謡」 |
要録名称 | 住吉神社「お船謡」 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和51年3月16日 (山口県教育委員会告示 第3号) 無形民俗文化財 | |
所在地関連 | 所在地 | 萩市 |
所有者関連 | 所有者 |
「御祭事始め」は7月下旬の吉日を卜し、午後8時から約1時間にわたって住吉神社拝殿にて行われる。
まず、神社関係者全員神前に着座し、修祓、献饌、祝詞を奏上ののち、新しく「お船謡」演唱者に加わった「新乗船者」を謡長が紹介し、一同「お船謡」を演唱し各員玉串拝礼をして、撒饌、続いて議事に入り、直会終了後各員退席する。
神幸祭は8月3日に行われ、山車「お船」は神輿の街頭出御に供奉し午後3時頃より夜中にかけて、神幸道順の途次「お船」の上で「お船謡」を演唱する。
山車「お船」は曳網を引く曳き子と、挺手扱い(梶取り)をする表仕により、街内を曳き廻されるが、演唱場所はあらかじめ神社で指定された場所以外は許されない。
謡はまず、法螺貝をたてて一吹きして始る。次いで太鼓を2叩きし、三味線の前弾きがあり、謡い方の1人が歌い出す。謡い手が1区切り謡うと三味線・太鼓の囃子と共に、地及び囃子の皆も含めて全員であとの歌詞(地歌という)をうたいつぐ。謡は前後の祝儀歌と3首の主歌よりなり、これが同じ謡い方で繰返され、ただ最後の主歌が終るとすぐ結尾の祝儀歌で歌い継げられる。
歌唱がすべて終ると、法螺貝がお船の進行を告げて吹き流され、太鼓がこれに合せて乱打され謡は終る。演唱が終るとすぐ奉仕の代表者が「うら謡」をうたい、掛声と共に「お船」は曳かれ次に移動する。
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1.イヤー我が住家はたんたん丹波の山の谷合谷底のーサテー芝はハノーヤレいーおりーの又のエンヨホホンホンホホンホホなーつみーやウハウハウハモーエヨエーエンコノコノコノエーエなれエエーとーもーノーンヨンウホウホウホホーホホホーたーびーヒヒはーわるい
1.イヤー滋賀の辛崎なーる1とつの松はカラコロだんがいスジリリモジリよんござーるアマつん鶴金鶴チリタラリンすじりりたらはんもじりりたらおんチリツルテレテン聞けーひとほほリーヤレ女郎や女郎女郎順礼がノーエンヨホホンホンホンホホあーしワーシイヒイヒイヒもーエニエーエンコノコノコノエーエやーらハハハーいでノーンヨンウホウホウホホーホホホーつーれーエエエエエをオーまーつ
1.イヤー皆もご存じご座りましょがナー裏のオー書院の小松のオ枝にーもずがとまーりてあすウーの夜あアけにわなーキリンヤキリンヤエーキリンキリキリとものーサテーなくーヨーとりエーなーくまりか又のエンヨホホンホンホンホホとーりーなーくウハウウハモーエーヨエーエンコノコノコノエーエみやーハハまアーのーノーンヨーホホウホウホウホホーホホホーホホトーホホホーホオオとぎーす
1.めーでーたーいイーヤーーアアーわーかー
えーだーはハーもーやーよいー
(歌唱からの記録)
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