ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2.  指定文化財の検索(一覧から選ぶ)>
  3.  文化財の概要>
  4.  文化財要録

文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称木造阿弥陀如来立像
要録名称木造阿弥陀如来立像
指定関連指定区分・種類彫刻
指定年月日昭和41年6月10日(山口県教育委員会告示 第5号)
所在地関連所在地防府市国分寺町
所有者関連所有者宗教法人 国分寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
鎌倉時代 

員数
一躯

製作者
(寺伝によると安阿弥快慶)

品質及び形状

桧材寄木造 (内刳)

 通形如来の立像であって、螺髪彫出。白毫(水晶)、肉髻(木製)、玉眼嵌入。耳朶環。法衣を着け、右手屈臂。掌を前にして5指を垂れ、第1、2指を捻ず。蓮肉上に直立す。

 肉身漆箔、法衣金泥、截金彩色、頭部は両耳後より前後2枚矧にして内刳、差首、躰部は大略前後2枚矧、両臂矧付、両袖別矧、両手首矧付、両足先矧付、足ほぞは別矧。光背(後補)輪光背にして周囲に光明を放つ。後頭部に鎹2個を付けこれに取付ける。総て後補。

 台座(後補)、蓮肉部は後補のものであるが、敷茄子以下は更に後世のもので底部に墨書銘あり。



寸法又は法量

像高 96.7㎝

頂上~顎 16.8㎝

髪際~顎 10.5㎝

面幅 10.5㎝

面奥 13.6㎝

耳張 13.3㎝

臂張 33.3㎝

裾張 22.1㎝

足先張 14.2㎝

光背輪光線 26.7㎝

台座総高 35.8㎝



銘文

台座の底部に下記の墨書銘文あり。

 寛永二十年末  バク都大佛師 朝臣

 阿弥陀基座往持沙門英照 五月吉辰日 治郎々

                           式□(部)□(花押)



参考情報関連
参考情報
 寺伝によれば、もと末寺国衙の安楽寺本尊であったが、明治4年廃寺となった際本寺に引取ったものという。


地図



画像
<木造阿弥陀如来立像>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<木造阿弥陀如来立像>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ