名称関連 | 文化財名称 | 木造地蔵菩薩坐像 |
要録名称 | 木造地蔵菩薩坐像 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 彫刻 |
指定年月日 | 昭和48年3月30日(山口県教育委員会告示 第1号) | |
所在地関連 | 所在地 | 宇部市厚東区棚井 |
所有者関連 | 所有者 | 宗教法人 東隆寺 |
〔本体〕
円頂。白毫。三道。衲衣の上に袈裟をかける。左手臂のところから前方にほぼ水平に屈げ、掌を上にして2・3・4指をわずかにまげ、宝珠を捧げ、右手臂のところから斜め上方に屈げ、錫杖を執る。右足を外にして趺坐する。胸前に胸飾り、両手首に腕輪をつける。
桧材、錆下地、彩色(後補)。玉眼嵌入、胸飾り及び両腕輪は銅製。木寄せは頭体を通じて両側を前後二材矧。両膝部横一材矧。両袖上面各別材矧、両手首矧。左手第2・3・4・5指先、右手第3・4・5指先欠損。持物すべて近世の補作。
〔光背〕
二重円相、頭光の中心に蓮実及び八葉付、光脚付。桧材、錆下地、漆箔、身光は竪二材、その上方前面に頭光矧付。光脚は表裏薄板各1枚を矧付。頭光身光共周縁の圏帯部に銅板を嵌め、金銅飾金具を打付。周縁部総て亡失。
〔台座〕
蓮花、上敷茄子及び小反花部まで残存。以下亡失。蓮弁(各々三弁宝珠形をつける)十二方六段、魚鱗葺。桧材、錆下地、彩色。蓮弁は各々総布貼錆下地彩色。各部損傷甚しい。
〔本躰〕
像高 78.6㎝
髪際~顎 18.4㎝
頂上~顎 26.0㎝
面幅 18.0㎝
面奥 23.2㎝
臂張 55.3㎝
躰奥 27.7㎝
膝高 14.2㎝
膝張 66.2㎝
膝奥 53.1㎝
〔光背〕
総高 97.0㎝
頭光径 44.0㎝
身光の張り 69.9㎝
光脚の張り 72.5㎝
光脚の中央高さ 16.6㎝
〔台座〕
総高 46.5㎝
蓮肉径 97.6㎝
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