名称関連 | 文化財名称 | 菊造腰刀 刀身 無銘 伝当麻 |
要録名称 | 菊造腰刀 刀身無銘 伝当麻 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 国宝(工芸品) |
指定年月日 | 昭和8年1月23日(文部省告示 第15号) | |
所在地関連 | 所在地 | 防府市多々良1-15-1 |
所有者関連 | 所有者 | 財団法人 防府毛利報公会 |
鵜首造りで反りはなく、側肉は豊かで表裏に薙刀樋を彫り強剛な感があり、鎌倉末期の大和物と認められ、所伝当麻である。
拵は軍記物などによくみられる筒金入合口造りの腰刀で、柄、鞘ともに金梨地、柄には赤銅魚子地に枝菊を高肉彫にして所々銀を色絵にして筒金入り、同じ彫り模様の小柄、笄付である。目貫は後補のものであるが、そのほかはすべて同時代の繊細精巧な作柄で、室町初期を下らぬものといわれ、厳島神社の筒金入りの腰刀に劣らぬものである。
長さ 26.5㎝
反りなし
拵鞘長 30.8㎝
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