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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称太刀 銘光房 弘安三年十月日 附 革包太刀拵
要録名称

太刀 銘光房 弘安三年十月日 附 革包太刀拵

 附 革包太刀拵

指定関連指定区分・種類重要文化財(工芸品)
指定年月日

大正15年4月19日(文部省告示 第251号)国宝(旧)

昭和25年8月29日 文化財保護法施行により重要文化財

所在地関連所在地萩市堀内城内
所有者関連所有者宗教法人 志都岐山神社


文化財詳細
制作等の年代又は時代
弘安3年(1280) (鎌倉時代)

員数
一口

製作者
光房

品質及び形状

 鎬造、庵棟、中反高く、中鋒詰りごころ。鍛少板目極くよくつみ、地沸つき、荒い沸もつく。刃文中直刃、沸つきよく、匂口に多少うるみごころがあり、区上5㎝ほどで焼落す。帽子直くに小丸。茎生ぶ、先入山形、鑢目筋違、目釘孔1。

 附拵

  柄 赤地錦包み茶革巻

  鞘 茶革包み茶革巻

  金具 山金鑢地、鐔堅丸形の太刀鐔で四方猪目透、鍍金覆輪、大切羽枝菊文打出高彫、鍍金(菊花のみ)。



寸法又は法量

長 76.4㎝

反 3.4㎝

元幅 3.0(3.1)㎝

先幅 1.85(1.9)㎝

元重 0.65㎝

鋒長 2.8㎝

 附拵 

柄長 30.0㎝

鞘長 91.6㎝

総長 121.0㎝

鐔竪 9.7㎝

横 9.3㎝

大切羽竪 6.2㎝

横 5.4㎝



銘文
佩表に「光房 弘安三年十月日」の銘。

参考情報関連
参考情報

 光房は相州鍛冶鎌倉の行光の弟子と伝えられ、行光は正宗の父と称せられている。

 もと毛利家の重臣桂家に伝世され、「稲光」と称して秘蔵していたものを、毛利隆元の時代、桂元澄(弘治ころ)が当社に奉納したものである。




地図



画像
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