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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称梵鐘
要録名称梵鐘 鋳出銘のうちに「文応辛酉年沽洗庚午日」「鋳工沙弥生蓮」とある
指定関連指定区分・種類重要文化財(工芸品) 
指定年月日昭和37年2月2日(文化財保護委員会告示 第4号)
所在地関連所在地防府市松崎町14-1
所有者関連所有者宗教法人 防府天満宮


文化財詳細
制作等の年代又は時代
鎌倉時代 文應2年

員数
一口

製作者
沙弥生蓮

品質及び形状
鋳銅、上帯と下帯は素文、乳は四段四列。撞座は2箇処で龍首の方向に据える。銘文は池の間の二区に19行185字を鋳出している。

寸法又は法量

総高 128.2㎝

龍頭高 27.3㎝

笠高 6.3㎝

身高 94.6㎝

口径 75.1㎝

笠径 53.3㎝

撞座高 25.0㎝

撞座径 13.0㎝

口厚 8.5㎝



銘文

(銘文等)

大宰府之允博多津之リ有練。

若。号油山。嶺生真松焉。群仙古

居。カン有飛泉矣。諸侶去垢。爰佛

子禪念昔訪當寺。剃髪受具。

今住佗郷。発願鋳鐘。イク露朝干。

海土ソク崇于山鳧氏成功必遂

三□之白業鴻露形悉驚互□

コンチン于時文應辛酉年沽

         洗庚午日

 大檀那比丘禪念故テイ

 綱真之息

       鋳工沙弥生蓮

      作銘日

陰陽之工。乾坤之銅造化異品。

陶冶施風。油山霊崛。玖州敬崇。

英檀盡力。巧匠成功。木人叩之

銕開自通。泥牛鳴之。堅牢怱融。

三千等覚九品共逢。報及群類。

化被無窮。




地図



画像
<梵鐘>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<梵鐘>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)<梵鐘>関連画像003(オリジナル画像表示リンク)

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