ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2.  学習サポート>
  3.  四大歴史ストーリー>
  4.  長州藩/内容>
  5.  文化財の概要>
  6.  文化財要録

文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称紙本墨書刀絵図
要録名称

紙本墨書刀絵図

文禄三年六月十四日本阿弥光徳の安芸宰相宛奥書がある

指定関連指定区分・種類重要文化財(工芸品)
指定年月日昭和39年5月26日(文化財保護委員会告示 第21号)
所在地関連所在地防府市多々良1-15-1
所有者関連所有者財団法人 防府毛利報公会


文化財詳細
制作等の年代又は時代
不詳

員数
一巻

製作者
本阿弥光徳

品質及び形状
 京、粟田口(以上山城国)、大和、備前、相模、越中、筑前、備後、その他に国別し、そこに居住した南北朝以前の名工51人を選出し、その人々の作例65を実大に図し、それには刃文と銘、鑢目、目釘孔などを画き入れ、又図の側には刃文、地肌、彫物、茎、棟の形などについて作品の特色を極く短く註記する。図は薄葉に墨書し、それを鳥子紙に貼付けて巻子に仕立てている。細部について言えば各国内にあっては時代順に刀工をあげ、図は短刀は全身、太刀と刀は概ね茎を示す。各人は一点宛を原則とするが、二点(国吉と正宗)、三点(貞宗と江)、七点(吉光)などの例外もある。名物は次の十八点を載せ、これらは太刀、短刀にかかわらず全身図を掲げる。鷹巣三条・不動國行・鳥飼来國次・鬼丸國綱・大國吉・薬研・骨喰・庖丁・凌・鯰尾・新身・一期一振(薬研以下七口藤四郎吉光)・荒波一文字・青屋長光・若江正宗・大江・西方江・北野紀新大夫行平。

寸法又は法量

全長 268.6㎝

縦 38.3㎝



奥書

 秀吉に仕え、刀剣の鑑定所となった本阿弥光徳が毛利輝元の求めに応じて書写した次の奥書がある。

依御所望此一巻進上

仕候不宣

  文禄三年六月十四日 本阿弥光徳(花押)

 安藝宰相様



参考情報関連
参考情報

昭和12年5月27日 重要美術品認定

昭和12年(文部省告示 第253号) 紙本墨画刀絵図




地図



画像
<紙本墨書刀絵図>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<紙本墨書刀絵図>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)<紙本墨書刀絵図>関連画像003(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ