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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称銅鐘
要録名称銅鐘
指定関連指定区分・種類工芸品
指定年月日昭和41年6月10日(山口県教育委員会告示 第5号)
所在地関連所在地熊毛郡平生町大字宇佐木1166番地
所有者関連所有者宗教法人 般若寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
建長7年乙卯11月18日(1255年) 鎌倉時代

員数
一口

製作者
舟治助利

品質及び形状

鋳銅、鐘身は下方に曲率の多い形で、上下帯を狭く作り、ともに無文。撞座は龍頭の軸線の方向に置く。撞座の中心の高さは15.2㎝。乳は4段4列で駒の爪の出も大きくはない。

総高 124.2㎝

龍頭高 21.8㎝

笠形高 6.2㎝

笠形径 48.0㎝

鐘身高 63.3㎝

口辺外径 75.5㎝

同内径 63.2㎝



銘文

若我誓願大悲中 一人不成二世願 我堕虚忘罪科中 不還奔覚捨大悲

南無観世音菩薩 妙法蓮華経 是大摩詞衍 衆生如教行 自然成佛道

南無妙法蓮華経 南無阿弥陀如来 諸行無常 是正滅法 生滅滅巳

寂滅為楽願以此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成佛道 周防国

般若寺洪鐘 建長七年大歳乙卯十一月十八日造鋳之 諸檀施主敬白

大工舟治助利



参考情報関連
参考情報

 神峯山般若寺は、用明天皇御宇(皇紀1247年)の創建と伝えられ、我国最古の寺院と称せられる大和国法典の創建に先だつこと1年。

 梵鐘は舟治助利の作、建長7年11月18日の鋳造で、全国で5番目の古鐘といわれる。

 本寺は柳井市と平生町の境界付近の山頂にある。用明天皇の勅願寺で古義、真言宗。本堂の本尊は地蔵菩薩で弘法大師作、用明天皇元年に起工し、推古天皇7年の冬完工、開基は聖徳太子の師恵慈で、朝廷から山号寺号を賜ると伝えられる。




地図



画像
<銅鐘>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)

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