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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称鉄錆塗二十八間総覆輪筋兜鉢
要録名称鉄錆塗二十八間総覆輪筋兜鉢
指定関連指定区分・種類工芸品
指定年月日昭和42年7月4日(山口県教育委員会告示 第12号)
所在地関連所在地岩国市横山2丁目10番27号(岩国歴史美術館)
所有者関連所有者財団法人 岩国歴史美術館


文化財詳細
制作等の年代又は時代
南北朝時代~室町時代初期

員数
一頭

品質及び形状

〔材質〕 鉄錆塗

〔間数〕 二十八間総覆輪筋兜鉢

〔張数〕 32枚張

〔合目〕 前正面、後腰巻

〔篠垂〕 鍍金菊座に小刻座を重ね其の上に鍍金篠垂、正中三条、後中二条

〔八幡座〕 鍍金魚子地、枝菊高彫円座に裏菊二重小刻、玉縁

〔響穴〕 4個(鍍金小刻座に鳩目)

〔四天鋲〕 4点

〔高勝環〕 座無し鍍金菊頭環台に環付

〔眉庇〕 欠失

〔銘〕 鉢裏真向無銘、後中無銘

〔受張〕 欠失

しころ〕 欠失



寸法又は法量

兜鉢高 12.2㎝(天辺穴~腰巻下縁 14.3㎝)

兜鉢径 前後 23.2㎝、左右 20.6㎝

頂辺孔径 前後 2.4㎝、左右 2.5㎝

腰巻幅 広 4.1㎝、狭 3.5㎝



参考情報関連
参考情報
 この兜鉢は元来黒韋威胴丸に具していたもので安芸国武田氏信所用のものと伝える。天文10年5月安芸国銀山城(城主武田光広)落城後、城内にあったこれを毛利元就が周防国玖珂郡玖珂欽明路峠の麓に移住した武田三郎に贈り届けたものと言う。


地図



画像
<鉄錆塗二十八間総覆輪筋兜鉢>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<鉄錆塗二十八間総覆輪筋兜鉢>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)<鉄錆塗二十八間総覆輪筋兜鉢>関連画像003(オリジナル画像表示リンク)<鉄錆塗二十八間総覆輪筋兜鉢>関連画像004(オリジナル画像表示リンク)

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