名称関連 | 文化財名称 | 阿川八幡宮のイヌマキ巨樹群 |
要録名称 | 阿川八幡宮のイヌマキ巨樹群 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和53年3月31日(山口県教育委員会告示 第3号) | |
所在地関連 | 所在地 | 下関市豊北町大字阿川字宮本3710番地、893番地 |
所有者関連 | 所有者 | 宗教法人 阿川八幡宮 |
イヌマキは南西諸島に多い樹種であるが、その分布をみると太平洋側では房総半島まで、日本海側では福井県まで、主として沿海地帯に野生し、島根県の隠岐が分布の北限である。日本列島では、通常、照葉樹林内に発見される程度で、純林を形成する例は少ない。
林内のクスドイゲは目通り周囲1.0m、高さ12mで、クスドイゲとしては太さにおいて県下最大級のもので、本種の多くは低木状のものであるにもかかわらず、このような亜高木性となったものは他に類がない。
また、境内のイチョウ(目通り周囲4.3m)、カヤノキ(目通り周囲2.6m)なども県下有数の巨樹であり、また分布上からも、ホルトノキ、クスドイゲは北限に近い植物である。
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